8.10.2011

苫米地英人先生サイン会

初めて先生に直でお目にかかりました。もちろんお話などできないしとんでもないことでした。特に話したいこともなかったし。でも、どうしてもしたかったことはあった。感謝の気持ちを直に伝えたかった。

今年の2月ごろに先生の本をはじめて買いました。アマゾンで英語関係の本をよくチェックするのですが、その時に「バイリンガルは二重人格」がレコメンドで上がっていて目に留まりました。そして、とても読みたくなったんです。でも、表紙がピンクで写真も何かパロディーっぽいし。。買ってから読み始めたのは2ヶ月以上たってからの4月下旬。

”この著者は私の感性に合う数少ない方で、しかもその先をどんどん行ってくれる!” 興奮気味でした。

その後、先生の後を追うように、まる3ヶ月ほどで書籍20冊、DVD・CD5セット位手に入れました。重要と思われる部分は内容が重なりますが、今のところ駄作に当たったことがありません。たぶん、内容が重なっていても何度も読むに値すると感じているからだと思います。気になるのは本のタイトルが”抽象度”低すぎなものが多いところです。それだけしか知らないときっと敬遠してしまいます。タイトルは出版社が決めているとのことですが、私が思うに先生は煩悩の強い人にこそ(実は大半の人はそうなのかもしれませんが)読んで人生観を改めて人間本来の生き方をして欲しいと願っておられるのではと思います。

昨日、大阪梅田の紀伊国屋で開かれたサイン会に行ってきた印象は、先生はビデオで見る先生とまったく違和感なく同じようでした。18時半過ぎくらいから5分ほどのミニレクチャーをされました。その後握手とサインをいただのですが、私は先生を前にしてかなり緊張しました。でも、言いたかったこと「先生、いつもありがとうございます。」が言えてこの日の目的を果たしました。その時の先生の様子は、緊張している私を何気にチラリと見て淡々としておられたように思います。
というか、あのファンの中で私はどちらかというとまだ俄かファンだと思われますので、きっと毛色の違う人間がいるという感じだったのかも知れません。先生の周りに居た付き人の方々は何かエージェントというか女性の方はきっと秘書なのだと思いますが、少しものものしさが感じられました。それがお仕事の一つなのでしょう。当たり前のことと思いますが、先生が一番活き活きとされている様子でした。

これまで立花隆先生のサイン会に行ったことがありまして、今回それに次ぐ2回目でした。ただ直に少し拝見し握手するだけですが、どちらも行って本当に良かったと思います。

最後に、先生はビデオと同じ印象だったのですが、それはいつも何処にいてもご自身のままでレクチャーされていると言うことだと思います。あ、そういえば着ておられるシャツもビデオで見たものと同じデザインでした。赤と紺、それにスターが散りばめられた星条旗からのデザインでしょうか。大事なのは物理空間のレベルよりも抽象度の高い情報です。そういううことが感じられて私としては良かったです。