12.11.2009

Inglourious Basterds

クエンティン・タランティーノ監督の映画イングロリアス・バスターズを観ました。観終わった時の感想は、いろんな映画を何本か一度に観たような感じでした。かっこ良くもあり、感動的でもあり、意味深でもあり、滑稽でもあり、爽快でもあり、お下劣でもあり、って感じです。ストーリーなど破綻したようなところは感じませんでした。大変うまく撮られた映画だと思います。映画文化のための映画であるとも感じましたし、映画好きの人には最高の一作と言えるかもしれません。
私の印象から無理やり一言でいうとクールな映画といえます。そして、好きか嫌いかと言われれば好きですし、もう一度観ておきたいです。しかし、人には勧められそうにはありません。人を殺す場面がきつ過ぎます。それがあるからこそこの映画の意味を考えることに大きな意義を感じるのかもしれません。いろいろなことを考え感じることの出来る映画だと思います。